カテゴリー
大人の再開バレエ日記

踊ることは楽しいコト

昨年の年末ぐらいから気付いたのですが、心が開放されて楽しんでレッスンしていると出来が違いますね。

たとえ、いつもと同じにアンディオールが浅かったり、アラベスクが低くても。

なにが違うかっていうと、気持が伸びやかになっていると、特に上半身が変わる気がする。

上半身を伸びやかに…
表情豊かに…

身軽で柔軟で底なしに体力のある子どもと比べて、オトナのバレエの勝てるところかあるとしたら、ド正直に言って、ここしかない…

上手くやろうと脚ばかりとか腰回りばかり頑張りすぎると、肩に力が入ったり腕や手先が突っぱったりして見苦しい。

しかもそうなってると、姿勢がおかしくなるから全身が崩れてバランスもメチャクチャになる。

気持ちが開放されている時は、頭も自然に上へ上へ……

それで上がった上半身は、肩を下げるのではなくて、背中全体を尾てい骨にしまって肩や腕を下にコントロールできてるとよい感じになる気がする。

子どもの目で見ても明らかだったけど、
発表会なんかで、いつものレッスンですごくキマってる子が本番でなんだか小さくまとまってしまうなんてことはよくあって~

その時の観察によると、練習は真面目にしてるけど、休憩なんかの合間にふざけ過ぎて先生にまた怒られてるよ~くらい朗らかな子は特に強い。

板についた明るい表情が、また舞台映えするんだろうし。

あと、去年初めて大人の発表会をみにいったんだけど、バレエの上手下手はあんまり心に残らなくて、
『私は心から今日ここで踊りたかったの』
って顔の人が、舞台として凄く良かったです。

オンオフがはっきりしてるとか、クヨクヨしないとか…
まあ、普段の生活でもそういう方が断然充実しそうですよね。

熱心真面目も必要だけど、一番には心から楽しんでレッスンしていきたいです。